あらすじ
【全五話】6/3に完結。 私は、村でいちばんかわいい女の子。 だけど山賊にさらわれて大ピンチ。 イタチの精霊があらわれて「助けてやるから、わが主君の嫁にならないか」というけど……。 えーい、もうなんでもいいわ。 その人と結婚するから! 「※ネタバレ注意」 ・キャラクター紹介 玉蘭 うぬぼれの強い少女。だが、やさしいところもある。 メイファ 玉蘭のおつきの侍女。命を失ったかと思われたが……。 白猿 知的で冷静、そして誠実。その白い髪で、人間から恐れられている。 父親は異国の人。その容貌を受け継いだため、化け物呼ばわりされている。 イタチの精霊 白猿の執事的存在。妻がいる。 士大夫 玉蘭の正体を見抜き、想いを寄せる。 ・長編化した際のプロット 玉蘭は山賊に捕まってしまう。そこを山に住む化け物、白猿に助けられる。 彼は玉蘭のほかにも、何人かの娘を助けていた。 玉蘭は「化け物のくせにハーレム?」と嫌悪感を覚えるが、彼女たちにはそれぞれ事情があった。 玉蘭は洞窟で過ごすうちに、白猿の優しい心を知る。白猿の母は、人間なのだそうだ。また、他の娘たちとも仲良くなる。 なぜ玉蘭は美醜にこだわっていたのか? それは継母から「お前は顔にしか価値がない」といわれていたからだ。そこには強い劣等感がある。白猿も外見に悩んでいたため、玉蘭の心を理解することができた。 玉蘭の父は、娘を探しに兵を連れて洞窟へやってくる。父は、玉蘭たちが化け物にさらわれたと勘違いしていたのだ。玉蘭は「白猿は無実だ」というが、信じてもらえない。 玉蘭と白猿は逃げるが、その時に白猿は傷を負う。 このままでは、白猿は一生、お尋ね者だ。そんな時、ある士大夫が白猿の詩を見て、称賛する。 玉蘭は白猿に「科挙を受ければどうか」と提案する。そうすれば、知性を証明することができるだろう。 その中で、玉蘭は士大夫から想いを寄せられる。玉蘭は迷う。 白猿の試験は成功した。 しかしその後、白猿をねたむ者によって、玉蘭は顔に傷を負う。 己の美を誇っていた玉蘭は自暴自棄になり「化け物に私の辛さはわからない」という。白猿は召使いに「玉蘭を頼む」と言い、自ら牢に入る。 玉蘭は自分の発言を後悔する。 ちりぢりになった他の娘たちを集め、白猿の無実を証明しようとする。士大夫も手伝ってくれる。 やがて事態は帝の知るところとなり、玉蘭たちは都に連れていかれる。 父親は裁判の場で「娘たちを惑わしている」と怒るが、玉蘭はそれを説得する。 玉蘭は裁判官に白猿の無実を訴え、それは聞き入れられる。白猿は無罪放免になり、後に玉蘭と結婚した。