あらすじ
これは、電話という電気通信機と自身の脳で会話可能というスキルを、通信機の存在しない文明で得てしまった少年が惑星の果てにある鉄塊と交信し、共に歩む物語。 魔物が跋扈し、7つのダンジョンが存在する世界。 ダンジョンは各国の王族によって管理され、各国はダンジョンをより多くの冒険者に攻略させる事でそこから利益を得ている。 冒険者は王族の許可の元その内部を探索し攻略を進めている者達である。 そんな冒険者の一人である、シグマ・オーリウス。 しかし、芽生えた能力は電話という聞いた事も無い力。 何の意味もない力。 絶望した。 第二のスキルを覚醒させるには、もっと上の階層へ行かなければならない。 けれど、電話等というゴミスキルで上の階層へはいけない。 そう諦めようとしていた。 人工衛星に搭載された人工知能と名乗る、謎の声が聞こえて来るまでは。 「末永くよろしくお願いいたします。旦那様」