あらすじ

【短編あらすじ】 篠花学園に入学した新中学一年生の王番地光。しかし、そこには光を溺愛している九人の兄s'が急遽教員として赴任。しかも、九教科全てを担当するとのこと。せっかく恋も、部活も、勉強もキラキラした学校を送りたいと意気込んでいたのに、溺愛度が強すぎる兄s'に妨害(特に恋愛面)され、振り回される中学校生活を過ごしていくことに。 ※ネタバレ注意 【キャラクター設定】 主人公:王番地光、中学生一年生の十三歳。学力も運動も外見も、ごくごく平凡な女の子。九人の兄たちの重た過ぎる愛からどう切り抜ければいいか、日々悩んでいる。兄妹全員王番地家に引き取られた養子で、血は繋がっていない。 国語担当:王番地霧、二十五歳。最年少で世間で超有名な文学賞を受賞し、新作が刊行されれば飛ぶように売れるというベストセラー作家。 数学担当:王番地春、二十六歳。超一流外資系企業で働き、エコノミストとしてTVの経済番組にもレギュラー出演中。 英語担当:王番地薫、二十六歳。英語以外の多言語も話せるマルチリンガルとして、日本と海外を行き来する通訳者として活躍中。 理科担当:王番地明、二十八歳。大学病院で勤務医を経験後、現在はフリーランスの医師として主に王番地家経営の複数の病院を掛け持ち。 社会担当:王番地怜、二十七歳。大学在学中に司法試験に合格し、今は企業内弁護士として王番地家一族が経営している会社に勤務。 体育担当:王番地夕、二十六歳。剣道一筋の道を極め、段位はすでに五段。今は道場で子どもたちに教える傍ら、王番地一族が経営している警備会社の役員も兼任。 音楽担当:王番地空、二十四歳。国内でもトップクラスの音楽大学を首席で卒業後、海外留学をして国際コンクールでの受賞を重ね、単独リサイタルも開催。 美術担当:王番地紫、二十三歳。幼少期の頃から国内の有名な絵画コンクールで数多く入選し、ギャラリーで個展を開催しては、描いた絵が法外な値段で取引されている。 技術担当:王番地葵、二十五歳。システムエンジニアとして某有名ソフトウェア開発を行い、AIを活用した新たなプログラムを組み込む仕事にも携わっている。 王番地家当主:王番地長道、六十八歳。代々続くその地域の有力者であり、特に長道が当主となってからは製造業を中心に多種多様な分野にまで手広く事業を拡大させ、一大財閥にまで昇りつめる。一族きっての切れ者。常に表情を変えず、冷徹に物事を対処していく性格。今から十五年前に九人の養子を取り、さらに、今から五年前に主人公である光も養子に迎えた。 【長編化した際のプロット】 テーマ︰兄たちからの重た過ぎる愛を受けながら、ドタバタな中学校生活を送る一人の女の子の物語。 『起』 篠花学園に入学した新中学一年生の王番地光。しかし、そこには光を溺愛している九人の兄s'が急遽教員として赴任。しかも、九教科全てを担当するとのこと。せっかく恋も、部活も、勉強もキラキラした学校を送りたいと意気込んでいたのに、溺愛度が強すぎる兄s'に妨害(特に恋愛面)され、振り回される中学校生活がスタートする。 『承』 家でも学校でも、光を溺愛する九人の兄s'。特に、学校行事では先生という立場を忘れ、全力で(最大限の財力と能力を活用して)支えようとするので、光にとっては悩みが尽きない。過干渉(重すぎる愛)したい兄s'と平穏な日常を送りたい光は毎回のようにバトルし、ドタバタラブコメのような日々を過ごしていく。 『転』 学校行事の一つである保護者面談を契機に、光は今後の将来について気持ちが揺れ動く。秀でた才能を持つ兄たちに比べ、凡庸な自分の存在意義を父親代わりである王番地長道から投げかけられ、さらに光だけ籍を抜くと告げられる。 『結』 王番地長道から突きつけられた内容を耳にした兄s'は大激怒。光の強く、暖かい力に助けられてきた兄s'は、自分たちよりも光の方が王番地家後継者として相応しいと主張。兄s'は自分たちの主張を押し通し、光を連れて王番地家から出ていく。その後はさらに溺愛度が強くなった兄s'に対し、光は『お兄ちゃんたちから離れて』平穏な、普通の学校生活を送れるよう、高校は寮付き女子校を目指すことを決意する。それを何としても阻止したい兄s'との攻防戦を繰り返しながら、ドタバタした明るく、重た過ぎる愛に包まれながら光は中学校三年間を過ごしていく。

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