あらすじ
現代の吸血鬼たちは、法的には「死者」として扱われる。彼らは死んでまもなく、夜には閉まっている役所の門をかいくぐり、じぶんでじぶんの「死亡届」 を出さねばならない――。社会的な困難を強いられる吸血鬼の苦悩を綴った現代ファンタジー。 ルーク・デッドマン(1901~1939) 米テキサス州、農家の三男として生まれる。ハリウッドスターを志し、都会へと旅立つものの、吸血鬼症の発症により断念。享年38歳。現在は作家兼フリーライターとして死んでいる最中。 もっとも卑近な一族である『ラットルート』のスラヴ系吸血鬼。 なお、著者の写真はミスプリントの類ではないことを、編集者から読者のみなさまにお知らせいたします。