あらすじ
【エブリスタ小説大賞2021 宝島社この文庫がすごい大賞 最終候補作品】
大学二年生・みちるの周りでは、頻繁に〝物がなくなる〟。
心配した彼氏・凛介によって紹介されたのは、凛介のバイト先である『うらおもて』という民宿だった。気は進まないながらも相談に向かうと、店の女主人はみちるにこう言った。
「それは〝あやかし〟の仕業だよ」
相談料金として、ひねくれ者の女主人・摩子の手伝いをすることになったみちるだが、訪れる客は身の内に〝あやかし〟を棲まわせる者ばかりで――?
目には見えないけれど、いつだってあやかしは人の裏側に居る。
日常に潜むちょっと不思議な物語、開幕。