あらすじ

オカルトVS科学! 非科学的な謎を科学の光が照らす時、日常は容赦なく裏返る。旅と怪奇の超刺激的・現代SFミステリー! ■■■ 金髪の薬学者、小暮樹里。米国帰りの犯罪心理学者、乾由貴。半官半民の調査分析機関・SARCに所属する二人は、オカルトマニアの女子高生・園田実宇と共に、科学では説明がつかない複雑怪奇な事件に挑む。UMA、心霊現象、超科学、UFO、都市伝説。その奥には一片の真実が潜むのか。それとも既知の科学が説明可能な物理現象なのか。あるいは――すべては実在するのか。謎を解き明かした先に待ち受ける、黄昏色の真実とは? 舞台は日本全国津々浦々。オカルティックな不思議を科学の目で解き明かす、旅と怪奇のSFミステリー。 ―――― 第一話:白血人間殺人事件 東京・世田谷の一角にある調査分析機関・SARC(公益財団法人・園田分析科学研究センター)の一員である小暮樹里は、金髪、身長180cm、法医学マニアでメディシナルケミストリーのエキスパート。そんな彼女は、アメリカ帰りで元科警研の犯罪心理学者・乾由貴とともに、とある殺人事件の調査を命じられる。ひょんなことから所長の孫でオカルト雑誌の信奉者である女子高生・園田実宇も同行しての捜査線上に浮かび上がったのは、あまりにも現実離れした仮説――白い血液を持つ不死の存在だった。 第二話:わたしは宇宙人 小暮樹里と乾由貴に再び下された調査命令。それは本州最北の地で発生した、宇宙人を自称する男による隣人惨殺事件だった。勾留期間のタイムリミットの中、由貴はその男の簡易鑑定を試み、樹里は彼が凶行に至った背景に迫ろうとする。一方の実宇はUFO追跡サイトを片手に彼は宇宙人だと断言する。犯行理由を「人類の進化のため」と語る男。一方で彼の周囲に浮上する怪しげな健康食品とその販売業者。果たして男は何者なのか。そして宇宙人は実在するのか? 短編集 東京近郊三不思議 幽霊が乗車するタクシー。学校の屋上に通じる呪われた螺旋階段。ある日SARCに届いた不幸の手紙。東京近郊を舞台に、樹里と由貴は三つの不思議を科学の目で解き明かす。 第三話:死の山を走れ(仮題) 樹里と由貴の二人に下された次なる調査は、とある地方鉄道の無人駅における行方不明者多発の疑い。例によって同行する実宇が神隠しだと騒ぐ中、地縁のない人間が確かにその駅を最後に次々と消息を断っていることを突き止める。一方、その街は樹里の故郷にほど近く、小暮樹里は旧交を温め過去を回顧する。だが、駅から続く行方不明者の痕跡が交通事故多発地点の心霊スポットに残されていることが発覚し、事態は急変する。廃棄された別荘地。資産価値のない山を相続した男。そしてすべての事件を繋ぐオカルト雑誌の伝説の連載〈日本怪奇紀行〉――決して足を踏み入れてはならない領域に、1084ccの爆音と銃声が木霊する。 以降継続予定

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カクヨム
カクヨム2022/08/01
  • 現在の作品AN-BALANCE:日本非科学紀行