あらすじ
《最後までのあらすじ》 スリード大陸は北から吹く致死の毒風を押し戻す南風によって護られていた。しかし近年、南風は突如として弱まりはじめ、危機が表面化する。 大陸の北西に位置する神聖国家アルティスティアの王女ソリューヴは現状を憂い、歴史書「星の落ちる物語」の記述に従い、風を生み出す禁忌の山脈フォグリオンへ向かことを決意した。 同じ頃、山村に住むユウは、過去の遺産である「制配」を母から譲られ、弱まる南風を元に戻すことを無理やり託された。憮然としながらも首都に向かったユウは赤髪の女性シーレと遭遇、将校ケレングが率いる山脈の生態調査団へ参加することになる。だがその旅は弱まる南風の謎を解き明かすことが真の目的であった。 ところが事態は暗転。覇権を目論む隣国ダストリアが都市アティックでソリューヴ強奪を仕掛けてくる。ユウと、義体になって現れた建国の女王モアレアルの活躍によって難を逃れたが、都市ウィムフレアでは友軍の裏切りによってダストリアが街に侵入、最強の敵兵ヤーカトも現れて苦戦する。しかし友軍の将校ハリグレクが大軍で参戦し戦況は逆転、ユウたちは街からの脱出に成功した。 だがダストリアの追撃は終わらない。シーレはユウの危機に自らを盾にして絶命、ユウは暴走し敵を殲滅するが廃人となってしまった。しかし、ユウの精神世界に現れたシーレが、生きる意味をユウに与え、現実に送り届けた。 フォグリオンに着いたユウとソリューヴは超高性能AIモノリスから毒風は存在しないと告げられる。それは、かつて世界を破壊した軍事国家日本の高度な知識と技術が封印されているフォグリオン山脈に、人が侵入することを恐れた二人の祖先が仕掛けた嘘であった。そしてモノリスは、まもなくダストリアによる首都への進軍が始まると宣告した。 その時、再びヤーカトが接近、圧倒的な劣勢にケレングはソリューヴを逃す作戦を立てる。敵陣を切り裂いて作った道をソリューヴとユウは疾走していった。