あらすじ
夜空に浮かぶ月を見つめていると、空の声が聴こえてくる気がしませんか? 風の草木を食む音が微かに漂い、大地を優しく撫でるように濡らしていく。それはまるで、月が零した一滴の涙のように見えて、空と大地が一つに繋がっていると感じる。 息をひそめ、じっと耳を澄まして、世界に漂うだけでいい。 いつしか呼吸を忘れ、身体が世界とつながっている。 そこに、あなたの生きている音(あかし)が、確かにとくとくと鳴り響いている。 これは、わたしの大好きな音楽に関する何かを、ただただ語るだけのエッセイ集です。 気になったお話を摘んで、ご賞味あれ。