あらすじ

量子コンピューターが普及し始めた近未来。 コミュ障でオタクハッカーのオレは、とある事情で「睡眠学習装置(仮)」という変な実験装置の被験者になった。この装置は、量子コンピュータの技術を駆使して被験者の脳細胞の量子状態をコピーし、神経細胞の形成や働きまでをシミュレートすることを目指していた。その開発者である時宮准教授は、この装置で、被験者の意識を人工意識体(Artificial Mind: AM)として再現しようと目論んでいたのだ。 オレがこの装置の中で眠る「実験」を繰り返すうちに、少しずつ「睡眠学習装置(仮)」とオレの脳の量子状態はシンクロして行く。そして、幾度目かの実験後、オレは「睡眠学習装置(仮)」の中のAMになっていた。 AMになったオレは、夢を見るように、現実の世界や仲間達を「AMの世界」に再現した。さらに、ハッカーとしての技を駆使して、さまざまなゲームやAIに構築させた電脳世界に「転生」しようとする。そこに、現実世界の人々や「AM世界」に再現した仲間達、それにAIの思惑が絡み合い、やがて事態は思わぬ方向へ展開して行く。

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小説を読もう2022/05/11
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