あらすじ
――これは偽史である。
かつて、鉾から滴り落ちしこの国の、形がまだ定まりきらぬころ。
都から遠く離れた山あいの郷に、「できそこない」「のろみ」と呼ばれて暮らす少女・のぞみがいた。
ある日、少女の前に、生まれてすぐ養子に出された兄・ときはねが現れる。
のぞみはそのとき初めて兄の存在を知り、自らが刻み続けてきた線の意味を知るのだった。
古代日本を彷彿とさせる世界にて、兄妹の《文字》と《言葉》をめぐる旅が、いま始まる。
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【ご注意】
日本古代史を素材として再編成した物語となっております。
ほぼほぼ、フィクションです。
歴史カテゴリではありますが、ぜひ古代和風ファンタジーとしてお読みください。
この作品は、以前ブログ(http://shimi.bar)にて連載していた『少女は血縁に依りて具象する』を改題・手直ししたものです。
《完結保証》25万8000字余。2023年7月中に完結予定です。