あらすじ
「え、じゃあ和菓子せんせは俺のこと大好きってこと?」 「君のことが大嫌いってことだよ。この賢いだけの不良少年が」 聖母子学園、高等部。 全寮制であるこの学園には、「生徒の完全庇護」の名の下に無数の監視カメラが設置されている。 それら全てを閲覧できる生徒指導室で、和菓子先生は語る。 「ウェアダニットさえあれば、全ての謎は解ける」と。 対する不良少年はそれを笑い飛ばす。 「せんせ、俺が卒業するまでに、吸血鬼の不在を証明してみせてよ」と。 ささやかなイタズラの顛末を二人きりで推理するだけの短編集。