あらすじ
一見ハートフルな疑似ファミリーものコメディ……ではあるんですが、実はこの作品、ちょっとした仕掛けがあります。ネタバレになるんで、あの文字もこの言葉もタグに入れられません(泣)。そういう、ちょっとしたどんでん返しがありますよ、という話です。いや、こういうこともほんとは言いたくなかったんですが。 例によって本作は十五年ぐらい前の作品ですが、これまでアップしたものと違って、未発表作品です。小説講座の一年目に、課題で提出するつもりで準備した二作のうちの片割れですので、湾多の小説としては初期作品と言っていいんではないかと思います。 なんでこの原稿をボツにしたかと言うと、元ネタありの翻案ものだから。アイデア元はジェフリー・アーチャーの短編集で、オチもこれと全く同じ。ああ、こういうふうに短編って書くもんなんだ、とえらく感銘を受けて、習作のつもりで書いてみたもんなんで、ちょっと提出課題には使えないなと。でも、この程度の翻案ならプロでもよくやってることだし、今読み直しても、まあ読むに堪えないと言うほどではない、ということで、お蔵から引っ張り出してみました。例によって忌憚のないご意見なといただければと思います。古い作品なんですが、どうも自分では直しどころがわからないんで。 解る人には序盤で気づく程度だと思いますけれども、そういう謎解きも含めて、いささかでもお楽しみいただけましたら。