あらすじ
普通OL・三城加奈、三十一歳。 中小企業以上、大企業未満なブラック的会社に勤めている。 よって余裕ナシ・貯金ナシ・彼氏ナシ。当然、結婚の予定もナシ。 そんな加奈の唯一の楽しみは、部屋で悪役令嬢系の乙女ゲームをする事。 だが加奈はどちらかと言うと『悪役令嬢』の方が好きでプレイをしている。 そんなある夜、加奈がいつものようにゲームを立ち上げると、 画面から悪役令嬢のルイーズが現れる。 ルイーズは 「自分が何をやっても破滅エンドにしかならない。そこで一度だけ加奈を入れ替わって、破滅エインド回避のルートを探して欲しい」 と頼み込む。 それを受け入れ、加奈は乙女ゲームの世界に転移する。 そこで『破滅エンド』を回避するため、色々と努力するのだが、 どうやってもルイーズはヒロインをイジメた形となり、 五人の攻略対象のイケメン・ヒーローに敵視されてしまう。 「何かがおかしい」と思った加奈=ルイーズだが…… 【登場人物】 ●ルイーズ・レア・ベルナール/三城加奈 悪役令嬢で33回のタイムリープで悲惨な目に合っている。そこで主人公に状況打開のため生まれ変わりを頼んだ。 フローラル公国の公爵令嬢。 魔法はそれなりに使える。五大要素『風』属性の魔法を得意とする。 ●シャーロット・エバンス・テイラー(リッヒル国) ゲーム『フローラル公国の黒薔薇』の主人公。 ゲーム上はルイーズにイジメられる、可哀そうな立場のヒロインだが???。 将来的には『革命のシンボル』として、大陸全土を揺るがす革命のリーダーとなる。 北方のリッヒル国の王族の娘。ただしリッヒル国は小さな半島上の国で村程度の規模しかない。 貧しい国で、フローラル公国の援助無しでは成り立たない。 ●五人の攻略対象イケメン・ヒーローズ アーチー・クラーク・ハートマン エールランドの公爵家の長男。王位継承権も第七位ながら持っている。 いかにも王子様系。金髪碧眼 →正史:ルイーズをギロチンで死刑に。 ガブリエル・マルセル・バロア 聖ロックヒル正教の大司教の息子。代々大司教を排出している家柄。世界各国に信者がいる。 ともかく優しい系。可愛らしい顔で栗色のクセっ毛と緑の瞳の持ち主。 →正史:ルイーズを悪魔の娘として火あぶりの刑に。 ハリー・レット・マグナー 海運王の息子。商人ながら爵位を持っていて、全ての国で財力のためかなりの権力がある。 ちょっとワルイ系。武力もあり。裏で海賊も仕切っているため。黒髪のワイルドな美男子。 →正史:ルイーズを生きたまま荒海に放り込む。 ジョシュア・ゼル・ウィンチェスター 北方三連合国の公爵家。親が国王の従兄弟。 お勉強できる系。プラチナ・ブロンドの眼鏡をかけた貴公子。 →正史:ルイーズを雪原の世界に永久追放する。 エドワード・ロックウェル ドレンスランドの公爵家。 ツンデレっぽいけど、主人公に寄り添う系。従兄弟で幼馴染。 青銀髪と金色の瞳の優しいイケメン。当初は唯一ルイーズに好意的だった存在 →正史:ルイーズの家ごと破滅させる。ルイーズは暴徒に殺される。 ●アンヌマリー・モラン ルイーズの御付きのメイド。 ●ルイーズの友人(取り巻き) エルマ・ブラウン 侯爵令嬢、取り巻き1。ただし「親友」と言いつつ、真っ先に裏切る。(茶髪、紫の目) アリス・ホワイト 伯爵令嬢、取り巻き2(金髪、赤い目) サーラ・デュッセルドルフ 大僧正の令嬢、取り巻き3(ピンク、青い目) ●学園について レイトン・ケンフォード学園(全寮制) 物語の舞台となる学園。 山と湖の近くにある、美しい城塞学園都市。 フローラル公国、エールランド、ドレンスランドの接する聖ロックヒル正教が支配する領地に設置されている。 ●教師たち 魔法体系学:イルマ・ロマーニ教師(中年女性) 実践魔法:リー・リー・ハスウェル先生(若くクールで中性的なイケメン) 寮監督:レンヌ・アルイーゼ(若い女性) 魔法学学長:ガント・ローゼグリム教授(初老の男性)