あらすじ
"とある事情"でゲオルグ帝国に留学している男爵令嬢、シルビア・シャロットは、卒業パーティーの前日に、一人の少女に出会った。
その少女の名前は、"エアリス・アルボーン"。ゲオルグ帝国公爵家アルボーン家の令嬢、王太子の婚約者だ。
エリアスは、シルビアに髪飾りを一つ差し出して微笑んだ。
「この国の行く末を見守ってほしい」
そして、男爵令嬢であるシルビアに頭を下げたのだ。
その姿は"馬鹿のくせにプライドが高い","贅沢三昧の我儘令嬢"などの噂とはかなり違っていた。
そして卒業パーティー当日,エアリスは帝国皇帝に毒を盛って捕らえられた。
「早く王妃になりたかった」
申し開きもなく,そう供述していた彼女はその翌日に処刑された。
彼女が言った"国の行く末"とはどういうことなのか。なぜ彼女は国王に毒を盛ったのか。
彼女は本当に"悪役令嬢"なのか。
シルビアは真実の調査に乗り出した。