あらすじ

もうすぐ死ぬ予定なので、遺書を書いた。 今まで隠していた本心も書いたそれを読み返して、片方しかない手で頭を抱えて唸る。 あの人は案外優しい人なのでこんなものを読んだらどう思うだろうか? 悲しんではほしいけどそこまで泣いてはほしくない、本当は笑っていてほしいというのが本音でもある。 矛盾している、わかっている、本当は何も残さないのが一番だ。 それでも傷付いてはほしい、なんなら世界一不幸になってほしいとすら思う。 でも、やっぱりいつまでも引きずるような苦痛は残したくはないから。 ならばとやけくそ気味に最後に文を付け足して、これでいいかと封筒に押し込んだ。

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小説を読もう2020/07/13
  • 現在の作品泣いて縋れと願った