あらすじ
ある日を境にダンジョンが現れるようになった世界。
ダンジョン化に巻き込まれた人々は為す術もなく死に、ダンジョンから生み出されるモンスターによって人類は滅亡する──ことはなかった。
ダンジョンから出ることのないモンスターから得られる魔石。
使用するだけで超常的な力を得られるスキルカード。
宝箱に眠るファンタジーなアイテム。
どの国も喉から手が出るほど欲しがる様々な資源。
人類にとって、ダンジョンが齎したのは凶報ではなく福音だったのだ。
高校二年生の少年、佐藤徹もダンジョン化に巻き込まれ運良く『ギフト』に目覚める。
地面に浮かび上がる魔法陣。幻想的な演出。何処からともなく現れる美少女。
間違いない。
──ソシャゲガチャだ、これ。
聖騎士少女やエルフの魔法使い、聖剣や呪いの防具など、闇鍋のように節操もない『召喚』の力を借りて、徹はファンタジーになった現実を生き抜く。