あらすじ
恋愛とは二人でするもの、というが「ご主人さま」に尽くす主従の恋こそ、相手なくしては成立しえない関係だとMの譲は思う。ひざまずく「ご主人さま」がいなくては、自分の半身をどこかに預けたまま、半分の魂でさまよっているようなものだ。その孤独ゆえに、無軌道なつきあいに走るMも少なくない。かつての譲自身がそうだった。
そして、やっと見つけた相手は、なんと同じ職場で年下の聡だった。「私はあなたの快楽に奉仕するためにいるんです」。押しかけ女房ならぬ押しかけ奴隷たらんと聡にくり返す譲の言葉は、究極の愛の告白だ。そんな譲が望むさまざまな行為に応じつつ、聡本人は、ある事情でSの資質をもつことにむしろ悩み抵抗がある。それだけに簡単に受け入れられるような関係ではなかった……。
SとMの双方の合意があってはじめて対等な恋人同士になる特別な愛のかたち――その行方は? 好評シリーズ第二弾!!
※こちらの作品にはイラストが収録されていません。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)