あらすじ

その街は連続猟奇殺人の脅威にさらされていた。激しく損壊した遺体からはいずれも内臓の一部が持ち去られており、三人目の犠牲者が先頃出たばかりだった。そんななか、高校生の島本一輝は、おそろしい夢を見る。女性の下腹部を切り裂き、子宮をえぐり出す──それは、夢というにはあまりにも生々しい、まるで殺人鬼の目を通して実際に見たかのような光景だった。連続猟奇殺人の犯人は自分ではないか。無自覚に殺人を犯しているのではないか。そうした不安を一輝が抱きはじめた頃、街では奇怪な噂が流行りだす。他人の記憶が病気のように伝染し、それを夢で見るというのだ。例の悪夢は殺人鬼の記憶なのかもしれない。そう思ったときには、記憶の伝染現象は街じゅうに広がっていた。この常軌を逸した怪現象はなんなのか? そして、連続殺人犯の正体はいったい……?
記憶の感染がもたらす絶望と破滅……自我喪失の恐怖をかつてないアプローチで書いた、作者渾身の極限サスペンスホラー!(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)

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Renta!
Renta!2011/08/30
  • 現在の作品誰かの記憶