あらすじ
ドイルが第二の人生を歩み始めてから、早二年。
季節は春を迎え、エピス学園高等部では三年生の旅立ちの日が目前に迫っていた。
そんななかグレイは、学園長直々に卒業式や関連行事を取り仕切ってほしいと頼まれ、これを引き受けてしまう。
グレイに呼び出されたドイルとクレアが、そのことを説明されるや否や絶句。準備に追われる日々が幕を開けるのだった。
準備も終盤にさしかかった頃、ドイルは突然のアクシデントに見舞われる。
薬学科のレオパルドに預けていた案内書が、双子の不注意によって消炭になってしまったという。
グレイは勿論、このことが内外にばれては、レオパルドの華やかしい経歴にキズがついてしまう。
バラドの機転で、幸いにも案内書には控えがあることがわかり、安堵するドイルだが、その場所にはやや問題があり……。
はたして、案内書はばれずに無事復元できるのか、そして卒業式の行方は――。