あらすじ
他の村人と異なる黒髪のせいで、村八分にされていたミノルのもとに、雨乞いのために山神への生贄を捜しているという話が届く。誰しもが生贄となるのを恐れているなか、せめてこれまで厄介者の自分を育ててくれた村人のために自分の身が役に立つならということで、自ら生贄になることを決意するミノル。ミノルが出会った山神は大きな獣の姿をしており、ミノルは食べられる覚悟を決めるが、山神はミノルを食べる気もなければ生贄も不要だと告げる。村での噂とはちがう、ぶっきらぼうだが、どこか優しさと孤独をたたえた山神のことが気になりはじめてしまったミノルは…。