Synopsis

天秤学園では、入学した日に能力を「買う」。 新入生ひとりにつき一万ポイント。体育館で開かれるオークションで、炎も、瞬間移動も、怪力も、いちばん高い値をつけた者のものになる。 真壁湊が競り落としたのは、誰も手を挙げなかった能力ばかりだった。 雨を三分だけ止める。靴を濡らさない。落とした物の場所がわかる。 笑う同級生たちの手には、九千ポイントで買った炎があった。 けれど湊は、カタログの最後のページを読んでいた。 三日後の第一試験は、雨天決行。そして、そこには小さな一行が書かれていた。 買ったものの値段ではなく、使いどころで勝つ。能力オークションの頭脳戦。

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Kakuyomu
Kakuyomu10/15/2026
  • Current能力は競り落とせ 〜一万ポイントの入札で、誰も欲しがらない能力ばかり買い集めた少年の逆転劇〜