Synopsis

駅の北口、一番レーン。 ぼくの仕事は、人を通すことと、止めること。 毎朝、同じ時間にぼくを通っていく女の子がいる。 彼女が来る時間になると、なぜか落ち着かない。 先輩の二番レーンは、そんなぼくを見て笑う。 「人間に恋をしてもしんどいだけよ」 そんなはずはない。 ぼくは、ただの改札機なのだ。 けれどある日の夕方、いつもと違う彼女のタッチが、ぼくに初めての決断をさせる。 ━━ これは、駅の片隅で生まれた、小さな小さな恋の物語である。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu10/15/2026
  • Current通すこと、止めること