Synopsis

「すまない、リュシアン。シリルがまた熱を出したんだ」

婚約者である第二王子エドモンは、今日も病弱な幼馴染のもとへ駆けていく。
観劇の約束も、誕生日の晩餐も、婚約の記念日も。

「君なら分かってくれるだろう? 弱っている者を優先するのは当然のことだ」

……承知いたしました、殿下。
では僕も、恩ある方を優先するのが当然ですね。

置き去りにされるたび、黙って屋敷まで送ってくれた騎士団長ガレス・ヴォルク。
殿下との茶会より、団長へのお礼を。殿下の夜会より、団長の遠乗りを。
お言葉どおりにしているだけなのに、なぜか殿下が慌てはじめて――?

一方、無口で強面の騎士団長は、何年も隠してきた想いを、もう隠しきれなくなっていた。
「……そんなふうに優先されると、期待してしまうんだが」

そして当の幼馴染シリルは、王子の過保護にほとほと困り果てていて――。

律儀すぎる伯爵令息と、不器用な騎士団長の、言葉どおりの恋の話。

※ハッピーエンドです。ざまぁは王子のみ。
※サブカップル(シリル×騎士団副官)あり。

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Alphapolis
Alphapolis10/14/2026
  • Current婚約者の王子が「病弱な幼馴染を優先するのは当然だ」と言うので、僕も騎士団長を優先することにしました