Synopsis
高校一年生の勇樹は、ある日海の底で眠る少女を見つける。
しかし、助けようと思った瞬間、頭部に衝撃を受けて気を失ってしまう。
ケンムン(妖怪)を見たのだ、と周囲の大人たちがいう一方で、勇樹の友人、拓真は「人魚だ」と断言する。
ある日、集落の浜に一人の少女が打ち上げられた。
それは、勇樹が海の中で出会った少女だった。
少女は自らをウタだと名乗った。
ウタには過去の記憶がなかったが、自分が何者かを知りたがった。
勇樹は、幼馴染の茉子や拓真とともに各地を巡り、ウタのルーツを探すことを決意。
やがて、シマに伝わるある伝説に行き当たる。
そのころ、シマに不穏な空気が漂い始める。
加計呂麻島と喜界島を舞台に、少年少女のひと夏の物語が始まる。
<この作品はフィクションです>
作中に登場する人物、地名、名称は実在のものをモデルにした創作であり、この作品とは直接の関係はありません。
<参考文献>
小川学夫 「奄美シマウタへの招待」 春苑堂出版
仲宗根幸市 「恋するしまうた 恨みのしまうた」
池野無風 「奄美島唄集成」 道の島社
文潮光 「奄美大島民謡大観」復刻版
恵原義盛 「奄美の島唄 定型琉歌集」 海風社
恵原義盛 「奄美の方言さんぽⅠ」 海風社
恵原義盛 「奄美の方言さんぽⅡ」 海風社
直江光良 「奄美方言」
岡村隆博 「奄美方言 カナ文字での書き方」 南方新社
髙司尚則 「奄美大島方言集 デクマユムタ」
倉井則雄 「トン普通語処方箋」
北村力馬編 「奄美大島語案内」 国書刊行会
浜田敬助 「奄美方言入門 奄美の各市町村別方言集」 南方新社
日本の伝説23 「奄美の伝説」 角川書店
義高之 「奄美夜話」
登山修 「奄美民俗雑話」 春苑堂出版
田畑英勝 「奄美諸島の昔話」 日本放送出版協会
田畑英勝 「奄美の民俗」 法政大学出版局
田畑千秋 「奄美の暮らしと儀礼」 第一書房
原井一郎 「奄美の四季」 農山漁村文化協会
葉月まこ 「ユタ 遥かなる神々の島」 南方新社
ヨーゼフ・クライナー撮影写真集 「加計呂麻島 昭和37年/1962」 南方新社
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