Synopsis

転職先の家電配送会社で、新人・瀬戸湊の教育係になったのは、仕事に厳しく無愛想な先輩・桐生直哉だった。 「そこ持つな。手挟むぞ」 「返事」 「急ぐな」 細かすぎる指示に、初日から湊はうんざり。 けれど直哉は、ただ厳しいだけの男ではなかった。 失敗すれば客の前では自分が責任を背負い、危険な現場では必ず湊を守る。 そして仕事を覚えていく湊を、少しずつ“新人”ではなく一人の相棒として認めていく。 やがて二人は、言葉を交わさなくても動きが分かるほど息の合う固定コンビに。 「後ろ、任せた」 自分の見えない場所を預けてもらえたことが、湊はなぜか嬉しかった。 一方の直哉も、いつしか湊が別の社員と笑っているだけで面白くなくなっていて――。 「俺、お前のこと好きなんだと思う」 あまりにも冷静な告白に、湊は戸惑う。 頼れる先輩として好きなのか。 最高の相棒として好きなのか。 それとも――恋なのか。 仕事では誰より息が合うのに、恋愛となった途端に分からないことばかり。 しかも恋人になった直哉は、甘い言葉なんてほとんど言わないくせに、湊にだけやたらと優しい。 疲れていれば重い荷物を持ち、雨なら傘を渡し、無理をすればすぐに見抜く。 「それ、俺にだけじゃないですか?」 「そうだけど」 平然と返す先輩に、湊のほうが振り回されていく。 教育係と新人から、先輩と後輩へ。 そして、誰よりも信頼できる相棒から恋人へ。 家電を運ぶ二人が、いつしか仕事だけではなく人生まで預け合っていく――。 無愛想だけど行動が甘すぎる先輩×人懐っこく負けず嫌いな後輩の、お仕事相棒BL。

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Every Star10/31/2026
  • Current相棒になった先輩が俺にだけ甘すぎます