Synopsis
納めの塩に、安い灰塩が混ざっていた。荷に触れられた者はほかにいたのに、罪を着せられたのは女塩親方のわたし。祖母の代から五十年、浜で塩を炊いてきた腕ひとつで放り出された私を拾ったのは、塩の取れない山国の公爵様だった。「塩は白い金ではない、命だ」と言うこの方の谷で、赤い岩塩を甘い塩に変えてみせた頃、王都から検分の報せが届く。……塩は、嘘をつきません。いつか必ず、本当のことを申します。利き塩ざまぁ&溺愛ハッピーエンド。全六話。
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