Synopsis

神によって生み出された、世界で最初の人類――エノ。 海を見た。 山を登った。 世界中を歩いた。 星も数えた。全部。 だが、十万年も生きていると、さすがにやることがなくなる。 食べるのも面倒。 眠るのも面倒。 今日何をするか考えるのも面倒。 そんなある日、エノは一本の木を見て思った。 「……いいな」 雨が降れば濡れ、風が吹けば揺れる。 働かない。悩まない。予定もない。 最高じゃないか。 こうして人類最初の男は、本気で木になる方法を探し始めた。 その途中、なぜか未来を覗けるようになったり、人類最初の性癖を獲得したりするが、本人は至って真剣である。 これは、長生きしすぎた男が最終的に「人間、もういいや」となった末に始まる、だいぶ変な創世の物語。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou09/23/2026
  • Current最初の人類、長生きしすぎて木になった