Synopsis

給料が入って、支払いをして、手元に残ったのは二万円と少しだった。  目の前の残金が容赦なく心を打ち壊し、吐く息を冷たくさせる。どう生きていこう、いや、どう死んでいこうかと怯え、愚かにも酒を買った。合成酒と、アルコールに色がついただけのウィスキー。今にも消えてしまいそうになりながら、二つを混ぜて流し落とすと、徐々に、じぐじぐと脳に作用して、気持ちが少し明るくなった。混濁した意識の中スマートフォンを覗くと、流行りの音楽を聴けるリンクがあって、酔いのままにタップする。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/23/2026
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