Synopsis

エルクのスキルは、《未来視・低》。 一部では《未来視・劣》とも揶揄される能力だ。 未来は見える。しかも、かなり当たる。 ただし、いつ起きるのかも、なぜ起きるのかもよく分からない。 そして、見えた未来はだいたい回避できない。 そんなある日、エルクは故郷の村が燃える未来を見る。 何とかしようと動いた結果――森で盗賊に殺された。 ……はずだった。 目を覚ますと、なぜか自分を殺した盗賊の身体になっている。 そこで目覚めた二つ目のスキル、《死返し》。 どうやらエルクは、自分を殺した相手と入れ替わるらしい。 しかも、新しい身体の記憶や経験まで引き継げる。 あれ? これを使えば、もしかして未来を変えられるんじゃね? ――俺は、誰になればいい? 死ぬのは痛いし、できればもうやりたくない。 それでも、見えてしまった未来を放っておくこともできない。 これは、死ぬたびに立場と身体を変えながら、破滅する未来をどうにかしていく少年の物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/22/2026
  • Current俺は俺の屍を越えてゆく~《未来視・劣》しかない俺。変えられない未来も死ねば助かった~