Synopsis

高校生の湊は、幼い頃から左手の小指に赤い糸が結ばれていると思っていた。 その糸の先にいるのは、幼なじみの美咲。 二人は昔から一緒で、周囲からも「将来結婚するんじゃない?」と冗談を言われてきた。 だから湊は、二人が離れることさえ「運命には逆らえない」と思っていた。 しかし高校最後の春、美咲から突然告げられる。 「私、引っ越すんだ」 そこで初めて湊は考える。 もし本当に赤い糸があるのなら―― なぜ、離れることが決まっているのか。 そして最後の日。 湊は小指に結ばれているはずの「赤い糸」を、自分の手で切る。 運命を否定するためではない。 自分で選んだ相手と、自分で未来をつなぐために。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/22/2026
  • Current赤い糸は、切れてから始まる