Synopsis

においで、わかる。
 夜だけやってくる"あのひと"の膝の上が、わたしは好きだった。温かかったから。
 でも春が終わる頃から、匂いが少しずつ変わり始めた。
 壊れていくものの傍で、猫はただ、見ていた。

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Alphapolis
Alphapolis09/20/2026
  • Current【短編046】 膝の上の温度:壊れていくものの傍に、いた。