Synopsis
昭和六十一年の冬、福井県池田町。小学六年生の春香は、雪の多い町で暮らす人々のために何が必要なのかを考えることになる。最初は除雪機があればよいと思っていた春香だが、町の人々に話を聞くうち、それぞれが抱える困りごとは違うことに気づく。聖書に登場するソロモンが、富や力ではなく、人々を導くための知恵を求めたことを知り、春香もまた、何かをしてあげる前に相手の声を聞き、本当に必要なものを考えることこそ知恵なのではないかと思い始める。
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