Synopsis
トイレから戻ると、彼氏の車がなかった。
日曜日の夕方、山あいの道の駅。
「明日も仕事だから帰りたい」と言った私を、彼は置いて帰った。
「迎えに戻ってほしいなら、ちゃんと言えば」
私が謝るのを待つ彼に、もう迎えを頼むことはなかった。
高校時代の男友達が、一時間半かけて来てくれたから。
ブランケットを渡され、暖房のついた助手席で、ようやく息がつけた。
翌日、私は彼氏に別れを告げた。
彼はまだ、私が戻ってくると思っていたようだけれど。
置き去りにされた夜から始まる、別れと新しい恋の物語。
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