Synopsis

昼休みの図書館で、視線だけを交わしていた二人。 あれから数年。 二十歳を過ぎた二人は、今では手を繋げるようになった。 けれど、別れ際だけは昔のまま。 駅裏の自転車置き場で「じゃあね」と言いながら、どちらも帰ろうとしない。 どうでもいい話を続け、誰かの足音が近づくたびに真顔になって、繋いだ手だけは離さない。 「帰ったらLINEするね」 そう言ってからも、二人の自転車にはまだ鍵がかかったままだった。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu10/02/2026
  • Current『じゃあね』―続・何読んでるの?―