Synopsis
『生死介入、不可』
それが過去へ向かった僕たちに重くのしかかる。
国際的なプロジェクトで「幕末」にタイムトラベルした僕とクオン。
血の匂いが立ち込める時代。それぞれの思想と思惑が激突する。
その中で、美しく咲いている「女武士」たちがいた。
天誅の名人と呼ばれた土佐藩の岡田以蔵は、僕の背中を強く押してくれた。
新選組の藤堂平助は、空っぽの巾着袋を揺らし、いつでも笑っていた。
長州藩の吉田稔麿は、彼女の持つ尊皇攘夷を僕に教えてくれた。
そして高杉晋作は、病に伏せた身体であっても、僕たちを熱き心で抱きしめてくれた。
激動の時代に出会った多くの女武士たち。
彼女たちの死。
戦って死ぬ者。死を望む者。死を受け入れる者。
ただの観測者でなければいけない。
けれど……僕は彼女たちの信念に触れてしまった。
夜道を照らすように咲く、美しい桜の生き様を見てしまった僕は――。
※この物語はフィクションであり、実在する人物、団体とは一切関係ありません。
※カクヨムにも掲載しています。
※本作は「〇〇編」という構成をとっています。
そのため、物語の進行において、史実とされる時系列が〇〇編と〇〇編の間で前後することがあります。
歴史的な流れと本編の流れに齟齬はありません。
Serialization Info
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