Synopsis

俺の処刑が始まる三分前、牢番が死体になって運ばれてきた。 転生先は、遠征隊の六人を見殺しにした罪で処刑される悪役貴族、アルベルト。 剣も魔法も使えない。頼れるのは、前世の法医学教室で検査を手伝っていたときの知識だけ。 誰もが「迷宮の呪いだ」と目を背ける死体に、俺は不自然な傷を見つける。 血の上から詰められた耳の蝋。襟に隠された首の痕。 これを調べれば、俺の死刑を決めた証言にも疑いを向けられる。 処刑を止めた女騎士リディアと、死者を丁寧に弔う修道女ミア。 二人に助けられ、俺は死刑囚のまま、迷宮の怪死を調べる検分役になった。 死者の声をまねる鉱石。 持ち主のもとへ帰ろうとする靴。 傷ひとつない鎧と、刺し傷のある死体。 この世界に、怪異は本当にいる。 だからこそ、人間の罪まで呪いで片づけさせない。 一つずつ証拠を拾ううちに、俺を斬るはずだった女騎士が、俺の背中を守るようになっていた。 死者の名を取り戻し、自分の明日を切り開く。 処刑場から始まる、逆転と再生の異世界検死ミステリー。 全54話・完結まで執筆済み。

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Kakuyomu
Kakuyomu10/01/2026
  • Current処刑寸前の悪役貴族、検死で冤罪を覆す~俺を斬るはずの女騎士が相棒になりました~