Synopsis

ゲームセンターで、彼女が見つけた一匹のぬいぐるみ。 「このおさるさん、可愛い!」 そう言われて見てみれば、なるほど確かに可愛い。 ……けれど、僕にはどうにも気になるところがあった。 「猿……にしては、眉がちょっと濃くない?」 「んーー、じゃあゴリラ?」 こうして、彼女はそのぬいぐるみを「ごりらちゃん」と呼び始めた。 彼女にせがまれてクレーンゲームに挑戦する僕。 なんとかぬいぐるみを取ることには成功したものの、僕の頭の中では別の疑問が膨らんでいく。 ――本当に、これゴリラか? デフォルメされているとはいえ、体毛が少ない。 頭の形も、なんだかゴリラっぽくない。 チンパンジー? それとも、ボノボ? そんな僕の霊長類学的考察など知る由もなく、彼女は嬉しそうに笑う。 「ありがと! ごりらちゃん、ほんと可愛い!」 ……まあ、彼女が喜んでくれたなら、ゴリラでも何でもいいか。 そう思った僕が、ぬいぐるみのタグを目にするまでは。 なろう、TAILSにもアップしております。 AI(Claude)の一時チャットで、誤字脱字チェックをしております。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu09/28/2026
  • Currentゴリラじゃなくてボノボじゃん!