Synopsis
あの夜。
出会った人を、私は一生忘れない。
高校2年生の主人公・花崎 莉奈は、人を好きになることも、愛するということも分からないまま、どこか冷めた日々を過ごしていた。
ある夜、アルバイトで帰宅が遅くなった莉奈は、繁華街で酔った男たちに絡まれてしまう。
そこへ通りすがりの男性が現れ、彼女を助けると、颯爽とその場を去っていった。
その一連の出来事に心を打たれると同時に、お礼を伝えられなかったことを後悔する莉奈。
しかし、ふと足元を見ると、先ほどの男性が落としたと思われる名刺入れが落ちていた。
中に入っていた名刺から、彼がAlkasedというBARに勤務するバーテンダー・南波 想太であることを知る。
「会って、お礼がしたい」
その気持ちから始まったはずだった。
けれど、未成年の莉奈にとって、BARはまだ踏み込むべきではない大人の空間だった。
悩んだ末、彼女は自分自身に二つの約束を課す。
「アルコールを口にしないこと」
「訪れるのは毎週金曜日の1時間だけ」
そして大学生の「リサ」と名乗り、想太が勤務するBARを訪れることに。
そこは、17歳の彼女がまだ知らない、大人たちの世界だった。
そして、そこで芽生えたのは――
決して許されることのない、ひとつの恋。
年齢、立場、過去、そして越えてはいけない境界が、莉奈の前に立ちはだかる。
様々な事情を抱えた大人たちの空間で、彼女は自分の気持ちと向き合い、自分の意志で未来を選択していく。
これは、ひとつの「禁断の恋」が教えてくれた、愛と成長の物語。
そしてそれは莉奈にとって、
一生忘れられない恋になる。
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