Synopsis
中央貴族は東部貴族を「魔物を斬るしか能がない蛮人」と蔑み、東部貴族もまたそんな誹りを放つ中央貴族を毛嫌いしていた。溝は深まるばかりの両者の関係に憂いた国王の王命によって、ライナス・フィンチ侯爵とロリンダ・エルソム侯爵令嬢との結婚が成立した。
そして義務として妻を迎えたに過ぎないライナスは初夜の寝室でロリンダに「愛することはない」と告げる。
怒り出すか泣き出すか、反応を見るライナスの耳に届けられたのは、予想外の言葉だった。
「つまり、私が侯爵様を愛する分には何の問題もないということですね!」
愛さないはずの冷徹な夫と勝手に愛するポジティブ妻の、噛み合わない二人のラブコメ。
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