Synopsis
王太子の婚約者として王宮に滞在していた公爵令嬢テレーゼが、ある朝突然姿を消した。
同じく王宮の厩舎から消えていたのは、彼女が誰よりも可愛がっていた愛馬ノクス。
状況から、テレーゼは愛馬に乗って王宮を逃げ出したと思われた。
しかし、その日の夕方、ノクスだけが王宮へ帰ってくる。
王宮で馬番として働くイルゼは、戻ってきたノクスの身体を調べ、あることに気づく。
「……テレーゼ様は、この馬には乗っていない」
一頭の馬が残した小さな違和感から、イルゼは公爵令嬢失踪の真相へと近づいていく。
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