Synopsis

高校二年生の直と颯太。 一緒に帰って、くだらないことで笑って。 宿題を見せて、同じコンビニに寄って。 そんな毎日が、ずっと続くと思っていた。 けれど、颯太が学校を休んだ日。 いつもの帰り道が、少しだけ違って見えた。 他の誰かと話しているだけで、なぜか気になる。 少し近いだけで、心臓がうるさい。 離れようとすると、今度は颯太の方が近づいてくる。 そして直は、気づいてしまう。 ――俺、颯太が好きなんだ。 好きだと言わなければ、何も変わらない。 このまま親友でいられる。 それだけでいい。 そう思っていたはずなのに。 「直、帰ろ」 いつもの言葉。 いつもの帰り道。 いつもと変わらないはずの隣。 なのに、一度気づいてしまった気持ちは、 もう「何でもない」には戻せなかった。 親友と、好きな人。 その境界で揺れる二人の、 夏休みが始まる少し前までの物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/04/2026
  • Currentもしかして、君も。