Synopsis

高校二年生の飯沼十千香は、二学期から壮絶ないじめを受けていた。 きっかけは、皆の憧れの先輩・竹山六助に告白されたこと。 ある日の帰り道。 いじめで下着まで奪われた十千香は、小中学校時代の親友・松川リリエと偶然再会する。 「マリリ」 「トッチ」 高校進学を機に疎遠になっていた二人は、昔の秘密基地だった廃神社へ向かう。 そこで十千香がいじめられていることを知ったリリエは、なぜか青ざめた。 「ごめん。あたしのせいだ」 そして突然、十千香にキスをする。 どうしてキスしたの? どうして「私のせい」なの? 答えは分からない。 ただひとつ分かったのは―― 翌日、六助から告白の返事を迫られた十千香の口から、 「好きな人がいるから無理です!」 という言葉が飛び出したこと。 その瞬間、浮かんだ顔はリリエだった。 けれど十千香はまだ知らない。 リリエが六助と知り合いだったことも。 あのキスに、恋心だけではない感情が混じっていたことも。 そして自分がこれから、 大好きな親友を一生許せなくなることも。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/04/2026
  • Current白い花は、泥の底で咲く