Synopsis
「えっ」
おれは思わず声を漏らした。町内のスーパー。家近くの店よりもずっと大きく、品揃えも豊富だ。ここなら確実にあるだろう。歩くのは健康にいいしな、と意気揚々と家を出てきたのだが……。
「どれだ……?」
おれは棚の前で呆然と立ち尽くした。
妻からごみ袋を買ってくるよう頼まれたのだが、並んでいる商品の種類が思った以上に多いのだ。サイズについては迷わなくていい。一番大きいのを買ってきてくれと言われたから簡単だ。だが……。
「『もやすしかないごみ用』……?」
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