Synopsis
傘を持っていったはずの兄、青嵐がずぶ濡れで帰ってきた。弟の疾風が理由を尋ねても「知らねえよ」とそっけない返事ばかり。
かつて自分を置いて家を出ていった兄が、またどこかへ消えてしまうのではないか。雨の夜は、疾風の胸に不安を呼び起こす。
「どうして兄さんはいつも自分のことを後回しにするんだ!俺がちゃんと見ててやらないと……!」
これは、どこかへ行ってしまいそうな兄と、そんな兄の「傘」になると誓う弟の、不器用で温かい絆の物語。
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