Synopsis

山間の町に暮らす17歳の高校生・小夜子は、夕暮れの石段で白い服の少女と出会う。 その直後、鞄の中には見覚えのない古い銅鏡――「残心鏡」が入っていた。 残心鏡は、人や人ならざるものが残した強い想いを映す鏡。 小夜子は鏡を通して、忘れられた記憶、二百年前の村の事件、そして自分の一族に隠された秘密へと近づいていく。 しかし、鏡を使うたび、小夜子自身の記憶も少しずつ失われていく。 「知らないまま誰かを悪いものにする方が、私はもっと怖い」 幼なじみの蓮、秘密を抱える祖母・澄とともに、小夜子は“神”とも“禍”とも決めつけられない存在の本当の心を見極めていく。 和風怪異×青春×ミステリー。 忘れられた心と、消された歴史を巡る物語。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/02/2026
  • Current『残心鏡の小夜子』