Synopsis

人間は、本当に後ろを見ることができるのだろうか。 振り返ればそこにあったものは見える。 けれどその瞬間、そこはもう正面になる。 朝、鏡の前でそんなことに気づいた。 ただの思いつきだった。 ところが、それから妙に背後が気になるようになる。 壁を背にしても、振り返って確かめても、後ろはなくならない。 そしてある夜、自分が歩みを止めたあと――

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu09/02/2026
  • Current後ろ