Synopsis
※カドコミ漫画原作コンテスト【ナツガタリ'26】参加作品のため小説形式ではなく脚本形式です。
※上記コンテストのために一旦5話で完結せさています。
〇あらすじ
202X年東京。俺の名は白井和也。39歳独身で間もなく40歳を迎える予定の、ただのオッサンだったはずだが――
目が覚めると俺は20年前の学生時代に熱中していたギャルゲー、『きらめきヒロインズ』の主人公になっていた。高校が舞台のゲームの攻略対象であるヒロインたちに会うたびに、最初は懐かしさと感動を覚えていたが……メインヒロインの幼馴染は暴力系だし、スタイルが良い先輩は痴女としか思えない格好をしているし、地味なメガネっ子の同級生は実は地雷原だし、あげくに担任は未成年の俺に明らかな好意を抱いているし……確かに皆、顔は良いがツッコミどころが多すぎる!!
せっかくギャルゲーの主人公になったのだ。ヒロインたちを次々に攻略して、かつてゲームでしていたように付き合えることを夢見ていたが……20年前のノリのヒロインたちを相手にするのは骨が折れそうだ。
俺は高校生の体だというのに仕事終わりのような気怠さを抱えながら、ゲーム上のセーブポイントである自宅に戻り、中学生で妹の栞と話をする。ゲームの都合によって両親はおらず、よくできた妹である栞が一切の家事を受け持ってくれている。兄(主人公である俺)は彼女作りに奔走し、青春を謳歌しようとしているというのに。なんて酷い家族だろうか。それならいっそ――
攻略対象じゃない妹と、幸せに生きるのもいいのではないだろうか。
〇登場人物
主人公
・白井和也(しらい かずや)……ゲーム上は16歳の高校一年生。中身は目が覚めるとかつて青春時代に遊んでいたギャルゲー『きらめきヒロインズ』の主人公になっていた39歳の冴えないオジサン。独身。働いていたはずだが直近の記憶は薄い。昔の記憶を頼りに『きらめきヒロインズ』の世界を攻略して生きていく。
※『きらめきヒロインズ』
20年前に発売された高校が舞台のギャルゲー。高校一年生から始まり、卒業式までに意中のヒロインへ告白をして付き合い、それぞれのグッドエンディングを目指すゲーム。略して『きらヒロ』
『きらめきヒロインズ』ヒロイン&周辺人物
・赤樹 由依(あかぎ ゆい)……赤髪ストレートロングのメインヒロイン。主人公の幼馴染であり幼少期に空手を習っていた元気っ子。小学生の頃は髪型がベリーショートだったが髪を伸ばした。基本的に主人公に当たりが強く挨拶代わりに攻撃する。攻略していくことで“デレ”が引き出されていくのが魅力だったが――
・白井 栞(しらい しおり)……主人公の妹。白髪ストレートロング。ゲーム上ではセーブポイントであり攻略対象ではない。中学生二年生だが反抗期もなく非常によくできた妹で家事能力が高い。
・紫水 真美(しすい まみ)……紫髪ゆるふわパーマロングの二年生で主人公の先輩。オシャレで高校生とは思えない色気を纏い、制服をこれでもかと着崩している。主人公をからかって遊ぶのが好き。好感度が上がりやすく、刺激的なイベントが多い。大学生の彼氏と上手くいっていない。
・桃原 奈々(ももはら なな)……ピンク髪のツインテールの後輩。天然で話が噛み合わない。美術部。可愛い物が好き。ゲームでは主人公が進級する二年目から登場するため攻略期間が短く、選択肢がトリッキーなため初見で攻略するのが難しい。
・緑川 麻里子(みどりかわ まりこ)……緑髪セミロングのメガネっ子。主人公の同級生で控えめな性格。主人公とクラスは違うため図書室で出会うことができる。優等生。嫉妬深く、他のヒロインと仲良くすると好感度が著しく下がるのがネック。
・代田 恵梨香(だいだ えりか)……オレンジ髪のショートヘアー。主人公の同級生で陸上部のスポーツ女子。学校の成績は悪いがスポーツの成績は優秀。一見明るいがメンタルは弱め。サポートをミスすると鬱イベントが発生するのがネットで話題になった。
・黒沢 彩(くろさわ あや)……黒髪ポニーテール。主人公の担任の先生。26歳の新任教師。気合は十分だが空回りすることがある。生徒たちには『彩ちゃん』と呼ばれ、慕われているとも舐められているとも言える。まだ教師として自信がなく、年の割に落ち着いている主人公と話すことで心を開いていく。
・深海 恭子(ふかみ きょうこ)……水色髪のストレートロング。保健室の先生。28歳。ヒロインたちの好感度等データを教えてくれる主人公の相談役。スタイルが良く包容力があり、アドバイスや慰めの言葉をくれるためにゲーム上の攻略対象ではないが同人での人気が高い。
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