Synopsis

小六のみなとは、土曜ごとに祖母の家へ泊まり、古い柱時計のねじを巻く係だ。その時計は町のどこよりきっかり三分おくれていて、祖母は「三分だけゆっくりでいい」と言って直させない。通院の朝、みなとは針を町に合わせ、帰るとまた三分もどす——あずかった三分を、これから誰が巻きつづけるのかを確かめる。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/01/2026
  • Current柱時計の三分