Synopsis
かつてこの世界には文字魔法と呼ばれる魔法が存在した。その世界では魔法使いは呪文を唱えるのではなく特殊なペンを使い魔法文字を書く。炎、と書けば炎が生まれ盾、と書けば防壁が現れ治、と書けば傷が癒える。同じ炎と書いても怒りを込めれば破壊の炎となり誰かを守りたいという気持ちで書けば敵だけを焼く炎となる。そして、文字魔法を極めた者は現実そのものを書き換える事ができる。
サレドランド大陸古代都市マティアナに住み魔法学校に通う落ちこぼれユア・カザマ17歳はまず魔法学校の実技試験を受けるが失敗する。その夜街が魔物に襲われ幼い少女に襲いかかるのを目撃。思わず震える手で守れと書く。街全体が巨大な壁に包まれ助かる。ユア自身も驚くがそのことを知った王国の魔法研究機関がユアに目をつける。そこである事実が判明。ユアが使ったのは現在の魔法体系より古い原初文字であった。現在の魔法は決められた文字と魔法陣を正確に書くことで発動する。しかし原初文字は書き手が何を望んでいるのかを文字そのものが読み取る。だから落ちこぼれで汚い文字を書くユアでも魔法を発動できた。だが原初文字には存在しないものすら書けてしまう特徴がある。
王国には強大な魔法兵団が存在しその力を支えているのが巨大な魔法陣。ところがユアの原初文字ならその魔法陣を一文字で無効化出来る可能性がある。王国はユアを恐れ利用することを思いつく。王国の宰相ドレイン・バッドの命によりユアは追われることとなる。少女剣士リナ・ハイエンドと共に旅に出る事になり原初魔法の遺跡を発見。そこに残された文章が「世界は、最初に神が書いた一文字から始まった」つまりこの世界が巨大な魔法文字によって作られた可能性が判明。さらに王国はその事実を知っていて隠していた。王国とユア達は戦い王国中の魔法陣が崩壊。その後ユアは英雄として讃えられるが魔法学校には戻らず文字魔法相談所という小さな店を開いた。
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