Synopsis
髪の黒さ=魔力の強さである世界。
伝統ある小国に生まれた王女ブランシュは、呪われたような「真っ白な髪」を持って生まれた。
魔力なしの無能。呪い子。王家はその醜聞を隠すため、幼い頃から彼女の髪を黒の染料で染め上げ、家畜以下に虐げてきた。
だが、国が戦争に敗北したことで、ブランシュは周囲から恐れられる軍事大国の若き皇帝・アルチュールの元へ、生贄の捕虜として差し出されることになる。
「どうせ向こうで無残に殺される」――実家の家族からそう笑われて送り出されたブランシュ。
しかし、泥にまみれて辿り着いた帝国で、冷徹なはずの皇帝アルチュールが最初にしたのは、彼女を皇妃として扱う命令だった。
虐げられた少女が、孤独な皇帝のたった一人の救いとなり、やがて世界を変えていく、愛と救済のシンデレラストーリー。
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